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胆のう・胆管の病気(胆石症・胆のう炎・胆管炎など)

胆汁は、肝臓で生成される黄褐色の液体です。脂肪の吸収にかかわる働きがあります。

胆汁は胆のうに貯められて濃縮されます。食事の際に、胆のうは収縮して、胆汁を胆管から十二指腸に流す役割があります。

胆のうや胆管は、腹部超音波検査で詳細に調べることができます。体への負担がなく、非常に有用な検査です。

 

胆石症・胆のう炎

胆のうや胆管内に石ができる病気です。胆汁の成分が固まって作られます。女性、肥満、中高年に多いとされていますが、男性にも多くみられます。

痛みや症状を伴わず、日常生活に支障を来たさないことも多いため、検査によって初めて見つかる場合があります。

症状が無い場合は、特に治療をせずに経過観察をします。発作による痛みや炎症が生じている場合は、薬物治療や腹腔鏡による手術がおこなわれます。

胆管炎

胆管炎は、胆のう内の胆石が胆管に落下し(総胆管結石)、細菌感染が加わることで起こります。腹痛、発熱、黄疸が典型的な症状ですが、重篤化すればショックや意識障害を引き起こします。

特に急性閉塞性化膿性胆管炎の場合は緊急の内視鏡治療を要します。疑われる場合は高次の医療機関と連携を取り、迅速に対応させていただきます。

 

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